IBM Db2 Warehouse 製品概要
次世代データウェアハウス ソフトウェアアプライアンス
Dockerでデプロイ、最大60ノードまでスケール。
統合化されたSpark環境で機械学習処理にも対応。
スモールスタートから大規模DWHまで対応可能な新たなコンセプトから生まれたDWH製品です。

Db2 Warehouseの特長
- 高速性
- インメモリーカラムDB処理と超並列アーキテクチャにより、大量データの分析処理を高速化。Spark統合分析基盤によりR, Pythonを使用した機械学習処理をDWH上で実現。従来RDBと比較して圧倒的な分析処理の高速化を実現。
- 柔軟性
- スモールスタートから大規模構成まで柔軟にスケールアップ & アウト可能なアーキテクチャ。迅速かつ簡易にDWH環境そのものを配置、移動可能。Hadoopや異種RDBといった様々なデータストアとのデータ連携機能を標準搭載。
- 簡易性
- 分析用途に予め最適化されたDockerコンテナで提供され、物理設計やDBチューニングはほぼ不要。ノード追加時のパーティション構成変更を自動化。プライベートクラウド環境での運用を想定したシンプルなバックアップ、バージョンアップ運用が可能。




Db2 Warehouse の Spark Analytics Engine 統合
Spark アプリケーション準備不要でメリット最大限
Spark の実行エンジンをデータベースエンジンを統合環境として構成することで、データへのアクセスのレイテンシを最小限に抑え、最適化された共有メモリ(プロセス間通信)を利用したデータ転送を実現。Spark の標準的な機械学習アルゴリズムを Db2 Warehouse のデータに適用したときに大幅な速度向上メリット。大きなデータセットを Spark アプリケーションと DB 間で処理するようなケースで大きなメリット
Db2 Warehouse 参考定価
クラウドライクな vCPU 単位での月額課金体系 + 仮想環境・クラウド環境への導入が可能
参考スモールスタート構成( SMP ) |
---|
Db2 Warehouse VPC (SW) + 保守 |
OS RHEL |
シスコ UCSサーバー 8コア/64GB RAM / SSD 2TB |
※ 参考スモールスタートDb2 Warehouse (SW)価格 : 34,100円×8VPC=272,800円/月
※ Db2 Warehouse はdocker稼動がサポートされる物理/仮想環境でサポートされるため、オンプレミス、プライベート、パブリッククラウド上の物理/仮想環境で稼動します。
※ 1ヵ月分から購入できるサブスクリプションタイプのライセンス。(永続ライセンスは別途あり)※ Virtual Processor Core (VPC) 課金。物理環境ではコアに課金、仮想・クラウド環境では vCPU に課金。仮想の場合でもライセンス管理ツール(ILMT)不要(マニュアルライセンス管理必要)
Db2 Warehouse MPP 構成例
最小3台構成~参考6台構成
※ MPP構成では、IBM Spectrum Scale (GPFS) を追加します。
MPP構成 | 最小3台構成 | 参考6台構成 |
---|---|---|
数量 | 数量 | |
IBM Db2 Warehouse + 保守 | 72 | 144 |
IBM SpectrumScale + 保守 | 6 | 12 |
シスコ UCSサーバー + 保守 | 3 | 6 |
IBM Flash ストレージ + 保守 | 1 | 1 |
SANスイッチ + 保守 | 2 | 2 |
10G イーサネットスイッチ | 2 | 2 |
OS RHEL | 3 | 6 |