Trend Micro Apex One™概要
Trend Micro Apex One™とは?
トレンドマイクロの主力製品である「ウイルスバスター コーポレートエディション」の後継となる新製品です。
「Trend Micro Apex One™(以下、Apex One:エイペックス ワン)」は、これまで別々の製品として語られることの多かった事前予防のためのエンドポイントプロテクション、事後対処のためのEDRを一つのエンドポイントセキュリティとして捉えています。
製品プログラムとライセンス製品名称
製品プログラム名称が、「ウイルスバスターコーポレートXG」から「Apex One」に変更になりましたが、
ライセンス名称は、以前の「ウイルスバスター コーポレートエディション Plus」と「Client/Server Suite Premium」から変更ございません。
※旧スイート製品(ウイルスバスター Corp. Client、Client/Server Suite)については、更新・追加のご販売が 2021年1月29日までとなっております。利用期限も2022年1月31日となっておりますので、期限前に現在のライセンス体系へ移行してください。
エージェントの機能統合と管理イメージ
Trend Micro Apex One™の特長
(1) 巧妙な脅威に対する「防御力」をさらに強化
「Apex One」は、ファイルレスなど、巧妙化し続ける脅威に対して高度な検出と自動対処を提供します。機械学習などの先進技術と高い実績を融合したXGen(クロスジェネレーション)アプローチにより、洗練されたエンドポイント保護を実現します。
- ファイルレス攻撃への対策強化
- メモリスキャンの向上
- 未知の脅威への対応強化※
- 機械学習型検索のハイブリッドモデル実装 ※ 全ての未知の脅威に対応するものではありません。
- クローズド環境への対応強化
- オフラインの機械学習型検索を新たに提供
(2) 簡単かつ迅速なインシデント対応の実現
高度なEDR機能*とセキュリティ業界をリードするスレットインテリジェンスにより、企業内ネットワークを迅速に可視化することで、被害端末や侵入プロセスの特定が可能。可視性に優れたコンソールはセキュリティ担当者に優れた洞察を与え、実施すべきアクションの理解に役立ちます。
*別途ライセンスが必要です。
- 被害範囲の特定
- 企業ネットワーク内の被害端末を迅速に可視化
- インシデントの調査、対処を簡単に
- トレンドマイクロのスレットインテリジェンスを活用し、侵入プロセスをシンプルに可視化
- 多様化する環境への対応
- テレワークなどでリモート環境にある端末の対処
Windowsに加えMac OS※を含めた端末を管理
※ Mac OS向けのEDR機能では被害範囲の特定のみ対応となります。
(3) 事前予防(EPP)と事後対処(EDR)をシームレスに統合
「Apex One」はひとつのエージェントにエンドポイントに必要なセキュリティを集約し、検出、調査、対応をシームレスに統合します。また、SIEM連携の他に、Open APIを利用した製品連携が可能です。さらにウイルスバスター コーポレートエディション XGから容易に移行できます。
- 1つのエージェント1つの管理コンソールで様々な機能を提供
- パターンマッチング、Webレピュテーション機械学習型検索に加えてエンドポイントに必要な脆弱性対策やEDRの機能を提供
- 運用が簡単
- EDR機能を用いたインシデントの調査や分析からEPPを用いた対策をシームレスに提供
- 導入が簡単
- ウイルスバスター コーポレートエディションをバージョンアップすることで利用可能
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